大晦日 2012


あと数時間で2012年も終わりですね。

今年も季節ごとにいろいろなことがありましたが、総じて佳い1年となりました。

前半はつまづいたり軌道修正することも多くありましたが、
最後3ヵ月、仕事面で大きな変化があり
久しぶりにわたしなりにがむしゃらに仕事と向き合い、
乗り切れたことで自信を持てたことが大きかったです。


今年の日本の漢字は「金」でした。

わたしの今年の漢字は「帰」です。
原点回帰をして、自分がやるべきこと、やれること、やっていきたいことが
今更ながらに、やっと明確になったなと感じられました。


年越しを増上寺でライトアップされる東京タワーを見上げながら迎えた2012年。
(ちなみに、今年から増上寺のカウントダウンは中止になったそうですね。ちょっと残念。)

先週、毎年恒例の第九をサントリーホールで聴いた後、
数年ぶりに東京タワーに上りました。
3連休初日だったこともあってか、たくさんの観光客で賑わっており
チケット売り場に並びながら、東京タワー好きとしてちょっと安心してしまいました。

今年はスカイツリーがオープンしたので、
今では電波塔ではなくオブジェとなってしまったこちらには
もしかして人はあまりいないのかな?と勝手に心配していたので。

まあ、東京タワーは、わたしに心配される筋合いはないと思うのですが、、
わたし、本当に東京タワー好きなんだなあと思いました。


来年で社会に出て10年、わたしの年末年始、仕事の節目には、東京タワーとの思い出があります。
10年経ても、人ってあまり変わらないのだなと改めて感じた1年でした。


今年もわたしと向き合ってくれたり、一緒に笑い合ってくれたり、
日々の機微を共有してくれた、この画面の前のキトクなあなた!
本当にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。


「スイミー」覚えてますか?

日付変わって昨日は、衆議院選挙・都知事選挙の投開票日でしたね。

帰宅後に選挙特番やらネット配信やらチェックしていたら、すっかり深夜に。
でも、こんな時間ですが、忘れないうちに備忘録として。


わたしは22時近くまで外出をしていたのですが、
夕方近所の小学校で投票を済ませ、20時過ぎから手元のiPhoneで
TwitterやFacebookの投稿を眺めておりました。

20時直後の当確段階で既に自民圧勝が報じられていた訳ですが。
そのあたりの結果はさて置き。

個人的に残念だったのは、投票率です。


本日の1時47分の朝日新聞デジタルでは以下のように報じられています。

投票率は59%前後 戦後最低の可能性も 衆院選

主要12政党が争った今回の衆院選で、小選挙区の投票率は59%前後になる見通しとなった。

各都道府県選管の発表した結果などを朝日新聞社が推計した。
衆院選では戦後最低だった1996年の59.65%を下回る可能性も出てきた。


この記事からだと、どの世代が何割投票したのか分かりませんが。

これまでも、いわゆる若者世代の投票率の低さが問題視されてきましたので、
投票率全体が下がる中で、わたし達世代の投票率だけが上がったとは考えにくく。
おそらく若者世代はあまり投票に行ってないのだと想像すると、
ちょっと、残念です。

各党の政策などが、比較的高齢者層向けだとかなんだとかの批判も、耳にしてきました。

政治家も、基本的には民間企業と同じだと思うのです。
民間企業が株主の声を聞くように、政治家だって支持者の声を聞く。

だったら、わたし達若い世代がもっと有権者として投票に行き、
政治家たちに支持者であるわたし達世代の声を聞かなくては、
わたし達に支持されるような政策を行わなくては、と思わせればよいと思うのです。

確かに今回の選挙はどの政党を支持したらよいのか悩ましい点もてんこ盛りでしたし、
わかりにくい点も多々あったと思います。
けれども、投票に行かなければ、何も変えられない。


そんなことを考えていたら、ふと、小学校の国語の教科書に載っていた
「スイミー」を思い出しました。

誰が黒い目になるか、は今回はさて置き。

たかが1票、されど1票。
ちりも積もれば、大きな力になるのではないでしょうか。

わたしも色々と不勉強な点がたくさんあるし、偉そうなことを言える立場ではないのですが。
だからこそ、若い世代の人たちには、もっと納税者としての自覚を持って、
投票に行って欲しいなあと思いました。


次回の選挙では少しでも投票率が上がりますように。

今日の報道を見ながら色々と感じたこと、忘れないでいたいです。

POLVORON

すてきなお土産をいただきました。



ポルボロン(Polvoron)という、スペイン・アンダルシア地方の祝い菓子です。

(わたしは学生時代にひと夏、アンダルシア地方にホームステイしたことがあったのですが、、、

今回初めて知りました!きっと冬がメインに違いない。。)


粉を固めたクッキーのようなお菓子で、口の中に入れると、ホロホロ崩れて、溶けていきます。


溶けないうちに(口からこぼさないように?)

「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と3回唱えると、幸せが訪れるんだそうで。

それを聞き、帰り道にさっそく口に入れて唱えたわたし。


あ、必死で怪しい人だなんて言わないで!!


こういったハッピーな気分になれることって、いいじゃないですか。信じる者は救われる!!

早速食べたよの報告をわたしから受けた友人からは、


「もっと食べたくなったら、あと10個くらい買ってきてるから。いつでも言って(笑)」

とのあたたかいお返事。


ありがとう~!
でも、大丈夫よ!幸せはみんなで分け合いましょう。
わたし達に幸あれ!!

手作りお味噌

友人におすそ分けいただいたお味噌を夕飯にいただきました。

手作りのものっていいですね。
色々とお料理にも使えそうですが、まずはそのままで
キュウリにつけていただきました。


おいしかったです。ありがとう。


友人は今年の2月にこのお味噌をつけたとのこと。
年明けにはまた新たにお味噌をつけるそうなので、その際にはご一緒してもらおう。

昔は一般家庭でお味噌を作ったりもしていたのでしょうけれども。
わたしには馴染みがないことなので、今からたのしみです。


お味噌と言えば、発酵食品。
わたしが毎日のように食べている発酵食品は、ヨーグルトと納豆です。
(実は、お味噌汁は毎日のようには飲んでいないですね。。ごめんなさい、お味噌。)

ヨーグルトは今年の秋から意識して毎日必ず1回以上摂取しているのですが、
続けるようになって以来、かなりお通じがよくなりました。
ヨーグルトの乳酸菌には整腸作用があるので、まあ当たり前と言ったら当たり前なんですが、、


ヨーグルトは乳酸菌以外に、たんぱく質を多く含みます。
わたしも学生時代に1ヶ月滞在したインドでは、夏場は特に酷暑の日々が続くため、
体力を消耗しがちです。
けれども、宗教上の理由から肉や魚を食べられない人も多く、たんぱく質が不足しがちになります。
そんな背景からも、インドでは日本の味噌のように(自宅で発酵させたりして)
日々ヨーグルトが食べられているのだそう。
確かに、ヨーグルトドリンクのラッシー以外でも、カレーにヨーグルト入れたりしますものね。


これまで、寒い冬場にヨーグルトを食べるのはなんとなく苦手だったのですが、、、
腸内環境がよくなると免疫力がアップし、風邪をひきにくくなるそうですし。
せっかく毎日の習慣になったヨーグルト、続けていこうと思います。

投票マッチング

いよいよ今週末は衆議院選挙&都知事選ですね。
個人的には、いろいろと悩ましい感じです。


そんな折、こんなサイトを見つけました。

投票マッチング 日本政治.com

「投票マッチングでは、20の政策に関する質問に答えるだけで、科学的手法に基づき、
あなたの考えに最も近い政党を判定します。
結果の解説と見比べながら、あなたの支持政党選びの参考にしてください。」だそう。


アルゴリズムって、すごいですね。


これだけでは決められないので、あくまで参考ではありますが。
とても簡単でわかりやすいシステムだな~これまではあまり見なかったな~と、
単純に興味深いなと思いました。


ちなみにわたしがやってみた所、わたしの思考は某政党だと出まして、、、
正直(わたしが思う政党のイメージなどが)ちょっと微妙ではありますが。

そんな新たな気付きを得られるのも、このサイトのいい特性かもしれません。


有権者のみなさま、ご参考までにどうぞ。

Japanese culture

先日アメリカ人の友人を含めて食事をした時のこと。

隣で宴席をしていたグループの方たちが立ち上がり、「ヨーーッ!」と叫んで手を叩きました。
そう、一本締めです。
ポンっとみんなで一斉に手を叩いた後には、パラパラと拍手。

それを見ていたアメリカから旅行で訪れていた友人は、とても驚いた様子。
なので、「あれは一本締めと言う日本の文化でね~」と説明してみました。
「ついでに。三本締めっていうのもあって」と日本人の友人とパパパンパパパンと
手を叩いて三本締めを再現してみた所、ずいぶんとおもしろがってくれました。

そうしたら
「あ!昨日浅草に行った時にも、みんな手を叩いていたけど。あれと同じなのね?」
と聞かれましたが、、、果たしてそうなのでしょうか?
日本(少なくともアメリカにはない)文化であることは間違いないですが。


気になったのでGoogle先生に聞いてみた所、Wikipediaの「手締め」の項には以下のような説明が。

手締め(てじめ)とは日本の風習の一つで、物事が無事に終わったことを祝って、
その関係者が掛け声とともにリズムを合わせて打つ手拍子。
手打ちともいう。祭り冠婚葬祭などの式典、商談や株主総会などの終わりに行われる。

なるほど。どうやら、アメリカ人の彼女の発想はあながち間違っていなかったようです。


彼女と話していて、普段何気なく行っているけれど、実は日本特有の文化ってなんだろう?
と考えてみました。

この時期に意識する日本特有の文化に、年賀状がありますよね。

それに対して、西洋人は年末、クリスマスカードを送る文化があります。
わたしがアメリカで暮らした中学高校時代、友人からクリスマスカードが郵送されてきていました。
たいがい「今年一年ありがとう。よい休暇を!」というようなコメントが書かれていたので
年賀状とは時期がちょっと異なるけれど、おそらく主旨は同じなのかなと。

つまり、年賀状自体はそんなに特異な文化ではないと思うのです。

けれども、喪中葉書というのは、あちらでは聞いたことがありません。
これは、日本特有の文化ではないでしょうか。(※もし違っていたら、教えてください。)


ちょうど彼女と会う前日、わたしは一通の喪中葉書を受け取りました。
お母様が亡くなったことを記した、中学時代の同級生からの便りでした。

ここ1年ほどその同級生とは会っていなかったのですが、
彼女の近況や幸せそうな姿の写真をFacebookでは見ていたので、正直とても驚きました。
中学時代、彼女の家に泊まりに行った際にはお母様にお世話になったし、
一昨年の彼女の結婚式では元気なお姿を拝見していたので、余計に。

このような形で友人の大切な人の悲しい報告を知るのもまた、日本の文化だったんだなあ
なんてことを思いました。

わたしは思わず母に会いたくなり、この週末は両親と食事をしました。


ちょっぴり暗い話題になってしまいましたけれども。
ともすればせわしなく過ぎていく年の瀬ですが、
この1年お世話になった人への感謝などを忘れずに健やかに過ごしていきたいですね。

冬の休日の丸の内

先日、ペニンシュラホテルのアフタヌーンティーに行ってきました。
スタートの14時半前から長蛇の列でしたが、早めに行ったので比較的スムーズに案内していただけ
ゆったりとティータイムを楽しめました。



ホテルのアフタヌーンティーの人気ぶりにちょっと驚きましたが、
一度席についてしまえばゆっくりできるので、おすすめです。


クリスマスに向けて街のいたる所でライトアップが行われていて、
温かみのあるライトアップで色づいた街を歩くのはウキウキします。

なんだかんだ、わたしはシンプルなライトアップが一番好きなので
この時期は丸の内仲通りを歩きたくなります。


丸の内ブリックスクエアのツリー。



毎年おなじみ、丸ビルのツリー。


9月にリニューアルした東京駅の駅舎、ミーハー心で写真に収めてきました。



年末に向けて忙しくなりそうですが、適度にリフレッシュしながら乗り切りたいですね。

新しいPCを買いました。


本日、7年ぶりに新しいPCを購入しました。
7年の間に、ずいぶんとPCも進化したのですねえ。
3代目となるVAIO、OSは10月に発売されたばかりのWindows8でまだ操作に慣れません。

そんな訳で、今後はこのニューマシンを使って
もっとブログの更新をしていけたらいいなあと考えております。


前回の更新から早4ヵ月。
夏の終わりから短い秋を経て、あっという間に冬になってしまいました。

こちらは先週千駄ヶ谷で撮った写真。色づいた木々がきれいでした。
紅葉はもう終わりでしょうか。




先日受けたマーケティングのクラスで印象的だったのは、『ホースで水を放水するのと一緒』というフレーズ。
間口を狭めた方が、遠くまで強く飛ぶ。間口狭めないと、だらだらその場に落ちるだけ。

確かに。

たまった水がよどんでしまったら、一度捨てて、新しく水をためる必要もある。
溢れない程度にたまったらちゃんと目指すべき方向にホース持って。
間口狭めた状態で放水できたら、ちゃんと届くし、虹なんかも見えるかもしれない。
そんなことを考えました。

「日本よ、これが映画だ。」


実は昨日は、映画二本立てでした。

現在全米、いや全世界で、興業記録を塗り替えているという話題作、「アベンジャーズ」もみてきました。


おそろしい宇宙人が地球に襲来し、アメリカの大ヒーロー達が一挙にNYに集結するやいなや、
地球(というか主にマンハッタン)を守る、というお話。

ヒーロー達の集結ぷりが、すごいです。
これまで様々な映画などで活躍してきたいろんなアメリカンヒーロー達が、一同に介しちゃうのです。
日本で例えるなら、悟空とセーラームーンと仮面ライダーとウルトラマンが同じ映画に出る感じ?

もう、最強です。

そんな最強戦闘シーンを、大迫力の3Dで堪能してきました。


見終わった後、思い出した映画があります。

かれこれ15年近くも前、アメリカの現地校に通っていた時に
ボストン郊外の映画館で見た「インディペンデンスデイ」。
宇宙人襲来にあった地球を救うため全世界が立ち上がり、
最終的にはアメリカの独立記念日に、アメリカ大統領自らが敵をやっつけるという、アレです。

わたしはアメリカという国も、アメリカ人も、本当に大好きです。
誤解なきよう言っておきますが、基本的には、大好きです。第二の故郷とも思っています。

しかしその夏、日本人の友人らと映画館に行き見終わった後、わたしは放心状態になりました。

そして夏休み明け、現地校でアメリカ人のクラスメートとこの映画の話をした所、
「That's like the best movie I've ever seen in my whole life!!」
「Yeahh! I saw that movie twice!!」 「Mee tooo!!」
といったような会話が繰り広げられ、嗚呼、わたしは日本人なんだなあ~と痛感しました。


どなたが考えたコピーなのか知りませんが、「日本よ、これが映画だ。」
はい、よくわかりました。

That's THE MOVIE, the true entertainment!!!

アメリカを感じたい方は、今すぐ映画館へGO!です。


あ、スカーレット・ヨハンソンがセクシーでかっこいいです。設定はロシア人です。

数年ぶりのApres-midi


数年ぶり、おそらく5年ぶりくらいに、渋谷のCafe Apres-midiに行きました。

3年前の夏に、リニューアルしていたんですね。(そう言えば何かの記事で読んでいたような、、)
もはや以前の雰囲気がどんなだったかうろ覚えですが。

休日の渋谷(特に駅周辺)はとにかく混みようがすさまじいので、
こうしてゆったりお茶ができるカフェがあるのは、ありがたい。
もっと前から、来ればよかったな。

店内の照明は暗めだけど、窓際は光が差し込んでて明るいので読書をするにもよい感じ。


今日友人と話をして、感じたこと。夏の終わりの、備忘録。

お互いに考え方や価値観の相違があるから、
すべてのことに共感したり、すべてのことを肯定できる訳ではないけれど。
だからこそ、色々共有するのが、たのしい訳で。
理解しようと思っていてくれていたり、わたしも思っている訳で。
いつも感謝です。

そろそろわたしの苦手な夏の暑さもやわらぐし、
目の前のことに注力して、心穏やかに過ごしていけますように。


そんなことを感じた、8月最後の日曜日でした。

おおかみこどもの雨と雪



夏が始まってからずっと見たいと思っていた映画をやっとみてきました。
「サマーウォーズ」の細田監督の最新作、「おおかみこどもの雨と雪」


わたし、「サマーウォーズ」、大好きなんです。
ここ2年で見た映画で、一番好きかもしれない。

理由は、とにかくワクワクしたから。
あんなに見ていてワクワクしたの、久しぶりじゃないかな。
夏休みの空気とか、田舎の大家族の食事の風景とか、バーチャルウォーズの世界観とか、
とにもかくにも、ワクワクさせられたのです。


そんな細田監督の3作目は、おおかみ男と出会った大学生の女の子が
彼との間にできたこども(おおかみこども)をひとりで育てていく、というお話。

今作は見る前から、「母性を美化しすぎ」とか、「おおかみ男の設定うんぬんでなく、子育てをファンタジーとして描きすぎ」
などのちょっと厳しい意見も小耳に挟みつつも、
「とにかくよくって、終始泣きっぱなしだった」「見るの3回目!」などなどの友人らの大絶賛コメントも聞いていたわたし。

なので、なるべくニュートラルな気持ちで行ってきました、レイトショー。


感想。
うん、みてよかった。


この映画のテーマは、もちろん監督も言っている
こどもの成長とか、こそだてを通してひとりの女性が母として成長していくこともあるのだろうけれど。

わたしが一番感じたのは、「この映画は、本能ってものを伝えたかったのかな」ということ。


本能。


恋心、野生の血、母性、いろんな本能の形が、とてもわかりやすく描写されていたと思います。

そもそも男性である監督自身がインタビューで、「自分が体験してみたい憧れを映画にしました」と言い切ってる訳だし。
この際、子育てを美化しているとかそういうことは置いておいて。

わたしは純粋に、生き物の本能ってこうだよねぇ、と感じながら見ることができました。
本能に従いながら、今いる場所から独り立ちしてく姿も成長だし、
理性で本能をコントロールしながら、大切にしたい場所を守っていくのも成長。
そんなことを、素直に受け止めました。


四季折々の野山を駆け巡る映像、とても躍動感があり、ていねいで、美しかったです。

うん、みてよかった。

ルーマニア

東欧料理を食べてみよう!ということで、ルーマニアレストランに行ってきました。

表参道にあるダリエというお店で、コース料理をいただきました。


豚ロースのグリル、しっかりしたお肉でとてもおいしかったです。
お料理の写真を撮らなかったのでお見せできないですが、コース料理はとにかく全部おいしかったです。

〆はルーマニア名物デザートのパパナッシュ。


ドーナツにヨーグルトとジャムがかかったような感じのデザートでです。
しっかりしたコースの後には、ちょっと重かったかもしれませんが。


ちょうど昨夜あたりから、ルーマニアで殺害された日本人女子大生の事件が報道されています。

おいしい料理を食べた後で関連づけるのはちょっと気が引けますが、備忘録として書き記します。


彼女が所属していた団体がわたしにも馴染みのある団体なことや、
わたしも学生時代(彼女のようなインターンとは少し異なるけれど)某NGO経由で
インドにボランティア旅行に行ったことがあることから、なんだか他人事とは思えず、
ネットで関連ニュースをいくつか検索してしまいました。

被害者の女性は、深夜にルーマニアの空港に到着しタクシーで駅に移動する際、
声をかけてきた現地の男性と同乗した結果、殺害されてしまったそうです。

わたしが学生時代にインドに入国する際、
飛行機のエンジントラブルで1日半もバンコクに滞在(幽閉)させられたこともあり、
ムンバイへの到着が深夜になりました。
偶然バンコクで共に飛行機を待つ中で親しくなった日本人の方と一緒に行動できたからよかったものの、
現に空港到着後には客引きのタクシードライバーにたくさん声をかけられていたし、
もしひとりだったら?彼らや他に声をかけてきたであろう人を振り切ることができていたかな?
そう考えると、危ない橋を渡っていたのだなあと今更ながらに感じました。

もうわたしは、かつてのような貧乏バックパック旅行やNGOのボランティアに
参加することはないかもしれませんが。

これから海外に行く日本人の女性(特に学生)は、危険な環境に極力身を置かないようにしながら
こういった事件に巻き込まれずに、色んな経験をして元気に帰国してくれるといいなあと
老婆心ながら思いました。


そしてこのご時世、いったんこのような事件が起きると、
被害者のSNSやら何やらがすべてネット上にまとめられて流されたりして、、、
改めてネット社会のすごさ(怖さ)を感じました。

ラップムシに感動

今日、今年一番のiPhoneアプリに出逢いました。

アプリの総ダウンロード数はなんと280万を突破しているそうなので
ご存じの方も多いと思いますが、あまりに感動したのでここに載せます。

成瀬つばささんという方が制作した、ラップムシ。
ラフな絵が描かれたPhoneをタップすると、ラップや色んな楽器のフレーズで
音楽を奏でることができます。

画面はこんな感じ。


リズムシとか、ジッケンムシとか、シリーズでいろんな音遊びができるアプリがあります。

とにかく、フレーズのセンスがいい!

成瀬さんの公式サイトはコチラ


ジッケンムシで遊びながら、ラジオ番組制作などをしていた学生時代、
深夜にひとり自室で効果音CDを聴いていた頃を思い出しました。
はい、根暗です、わたくし。

でもね、効果音CDって、たのしいんですよ。
世の中の色んな音が、数秒ごとにトラックになってて。
ああ、これを使ってこんな情景を音声で表現したいな~とかって想像をふくらませて。
聴いてるとうっかり空が明るくなってる、なんてこともありました。


こういうたのしいアプリ、これからもどんどん作っていって欲しいです。

Night Pool

物心ついた頃には通わされていたスイミングスクール。
正直、まったくよい思い出がありません。

わたし、どうやら生まれながらに脱力がヘタクソなようでして、、
水中で身体をジタバタさせながら、先生に怒られた記憶しかありません。


そんなこともあり、水着を着ること自体が苦手なのですが。
夏らしいことしたいねってのと、大切な友人のFarewellを兼ね、
仕事後にプールへ行って参りました。

ニューオータニのガーデンプール、夜なのに、なかなかの盛況ぶり。



19時過ぎに一時、入場規制していたほど。
(そしてなぜかその後落雷で一時営業休止に、、すぐ復活しましたが。)


都心にありながら(ニューオータニなので、四谷からも歩けます)
まるで海外リゾートにいるような雰囲気で、想定外にはしゃげました。

ライトアップされた夜のプールで、DJブースから流れる音楽をバックに
(ドリンクはちょっとお高いので、わたしは頼みませんでしたが、、)
プールにぷかぷかと浮かびながらおしゃべりをして。

夏を満喫できました。
企画してくれて、ありがとう。

来年も、ホテルのプールになら、行ってみようかな。

KUROBE

日本一の高さ(186m)を誇る、黒部ダムを見てきました。


水量もさすがの迫力ですが、その水の色の美しさに驚きました。
吸い込まれてしまいそうな、澄んだエメラルドグリーン。

ダムの上から見下ろすと、放水に虹がかかっていて更に美しかったです。



もう何年も前、紅白歌合戦でプロジェクトXの主題歌を中島みゆきがここから歌った。
そんなイメージが強かったものの、いったいどのあたりがプロジェクトXなのか?
詳しく知らなかったわたし。

Wikipedia先生の解説によると、
総工費は建設当時の費用で513億円(当時の関西電力資本金の5倍)
作業員はのべ1000万人を超え、
工事期間中の転落やトラック/トロッコなどによる労働災害殉職者は171人、だそう。

「地上の星」が聞こえてきますね。


当時工事のために使用したトロッコ列車は、今は観光用に使用されています。
この写真だとちょっと伝わりにくいけれど、乗っている時の雰囲気はディズニーランドの
ウェスタンリバー鉄道みたいな感じです。



トロッコ列車から見える景色は、日本の山って美しいんだなあと素直に思わせてくれます。




普段東京で暮らしていると、自然の水を見て美しいと思う機会がなかなかないですが。
本来水って、とても美しいもので、日本でもたくさんそれを感じられる場所があるんだな
そんなことを感じた旅でした。

雪辱を果たしました。

なんのこっちゃ?!という勢いのタイトルですが。

本日、1年越しの、雪辱を果たして参りました!
行ってきました、都立大はちもと。食べてきました、おまかせ氷。


どうですか?!このてんこ盛りなふわふわの氷!
練乳と抹茶のバランスも絶妙で、とってもおいしゅうございました。


去年の夏の終わり、ひょんなことからかき氷に目覚め(?)たわたし。
噂を聞きつけかき氷最終日に駆けつけるも、なんと午前中で完売していたちもとのかき氷。

今年こそは!と行って参りました。

まあ、でも実は、今日も夕方4時半過ぎに着いたら目の前で本日分が閉め切られたのですが。
ちょっと強引に頼み込んで、入れてもらいました。危なかったー
お盆とは言え、平日なのにやっぱり混んでるんですね。


このかき氷の何がお楽しみって、中に和菓子がたくさん入っているのです。



栗とか、白玉とか、あんことか、八雲餅(くるみの入ったちもとの人気和菓子)とか、いろいろと。

一緒に出てくる煎茶は、結構苦みがあって、かき氷と一緒に飲むのにほどよい渋さでした。


今日から1週間の夏期休暇。
早速ちょっと夏バテ気味だったのですが、よいスタートとなりました。


立秋


連日猛暑日が続いており、夏まっさかりですが。
本日は、暦の上では立秋。

そのせいか、夏らしい夕暮れが見られたものの、そよぐ風が昨日より涼しい。


仕事帰りに、皇居の近くを散歩してきました。

写真は和田倉噴水公園から丸の内方面を見上げて撮ったもの。
松の木に、いまだ再開発が続く丸の内のクレーンが3台。

丸の内方面もずいぶんと再開発が進み、背の高いビルが増えました。
けれども、皇居の周りには緑があって高い建物がないので、空が高く見えます。


また仕事帰りに来よう。

Farewell


来週引っ越してしまうご近所の友人とLast supper。
新たなステージへ進む彼女へのお祝いも兼ね、ひまわりをあげようと決めていたので近くの花屋へ。

合わせてもらったのは、エクレールという緑のバラ。
これで満開の状態だそう。
バラなのに(?)主張し過ぎない爽やかさと可憐さに惚れました。

去年の震災直後、近所に彼女がいて心強かったな。
ご近所ではなくなってしまうけれども、これからもよろしくです。


この夏は、ほかにもいくつかFarewellがありました。

休職してアメリカの大学院へ進学する、この1年間とてもお世話になった大好きな友人。
会社の制度に受かり、アメリカの大学院へ進学する友人。
アメリカでMBAを取得する旦那様と共に、休職して渡米する友人。

なんと身近な人で、進学関連でアメリカに行く人が3人も。
30前後って、そういう年齢なんでしょうか。

来年また日本で再会した時に、はずかしくない自分でありたい、そう思いました。

行ってらっしゃい!

うなぎなう



土用の丑の日にはまだ早いですが、毎日うだるような暑さなので
精をつけようとうなぎを食べてきました。

名店だそうですが、わたしは今日初めてその存在を知った銀座の竹葉亭にて。
なんと、創業は明治なのですね。

正午前に行ったのでスムーズに入れましたが、お店を出た後にはお客さんが列をなしていました。
今年はうなぎの稚魚が不漁で、うなぎの価格が去年より25%以上も上昇しているそうで。

友人いわく、前から値段も大きさも変わってないと思う、とのことですが
企業努力、なのかな?

何はともあれ、うなぎも食べたし、暑さに負けずに夏を乗り切りたいと思います。


TGIF

金曜日、仕事を終えてオフィスを出た時の開放感って、なんともすばらしい。


先週のこと。
そんな気持ちで、思わず「TGIF!」の挨拶から友人にメール。

しばらくして返ってきたメールには
「一瞬、Thank God, I'm Fineかと思ったけど、ハナキンね」と。

もちろん、Thank God, It's Friday!
だった訳ですが。


思わず、「はい、わたしは元気です!」
と叫びたくなりました。


こちらの写真、ちょっと前にネットで話題になっていたジブリさんのお弁当。


言わずと知れた「魔女の宅急便」のコピー(by糸井重里)
「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」
も好きですが。

「わたしは~元気~♪」と言えば、トトロですよね。

Everyday, thank God I'm fine.
Today, thank God it's Friday!


みなさまも、よい週末を!

Halfway Point, 2012 (Roots)


6月、2件結婚式に呼んでいただきました。
共に学生時代からの友人で、旧交をあたためることができました。


中高大学の同窓生の結婚式では、初めて神前式に参列しました。

和装の同窓生がため息が出るほど美しかったのは勿論なのですが、
一番印象的だったのは、お辞儀。

とってもとっても、お辞儀をする機会が多かったのです。

お辞儀ってなんとも、厳かな気分になるものだなあと感じていたら、
隣で参列していた同窓生が
「これって、わたし達のルーツなのかもね」と。


そう、わたし達が卒業した中学高校は、お辞儀をする機会が多かったのです。


朝登校の際にはまず、校門で守衛さんにお辞儀。
校内で先生や先輩とすれ違ったら、お辞儀。
授業の始まりと終わりには、起立して、お辞儀。
週に一度の昼礼の時は、壇上に先生や発言者が上がる度に、お辞儀。

歩いている時は会釈に近いこともありますが、
授業の前後や昼例の時は、90度に近い角度で5秒ほどのお辞儀。


卒業してから、これが実は当たり前のことではなかったのだと知りました。
(ちなみに。基本的に挨拶は「ごきげんよう」でした。)


「カトリックの学校の卒業生の子は、チャペルの結婚式で賛美歌が歌えるのに
わたしは分からないなあって思っていたけど。
でも、わたしのルーツってこっちだったのねって、今日思った。」

確かに。


当日はたくさんの同窓生が参列していて、なかには卒業ぶりの子も何人かいました。
けれども、懐かしい気持ちになりながらも安心感があるのは、こうしたルーツが同じだからなのかも。



この半年、ああ、わたしはやっぱりこういう所に戻るのだなあ、と感じたり
自分のルーツについて考えることが、幾度がありました。


時折、これまで自分が通ってきた道をこうして客観的に振り返って
今自分がいる場所を確認する作業をすることによって
見えてくる進むべき道なんかがあるのかなあ、と思います。



うん、駆け足で、2012年上期まとめられましたね(笑)


残りの半年間も、充実したものにしたいと思います。

Halfway Point, 2012 (Winter-Spring)

元旦にこのブログを更新してから、はやくも半年が過ぎました。

6ヶ月ぶりの更新です。

iPhoneで撮影した三季折々の写真とともに、ちょっと備忘ログ。


半年前はまだ冬でしたよね、って当たり前なのですが。
まずは、今見ると季節感のない一枚を。雪の会津若松城。


2月、福島に1泊2日で行ってきました。さまざまな場所を訪れて、たくさんの話をして。
本当にたのしい2日間でした。(KIBOW関連のみなさま、本当にありがとう!)


裏磐梯の雪祭りにも行きました。
こちらは、キャンドル・ジュンさんのかまくらデコレーション。


幻想的であたたかみがあって、とても美しかったです。



3月11日、調布映画祭に行き、14時46分を迎えました。
大震災から1年。何事もなく過ごせてよかったです。



調布映画祭、初めて行きました。
3日間に渡り毎年開催されているそう。無料でいろいろな映画が見られて、おすすめです。



春分の日には、前厄だということで、大宮の氷川神社に厄払いへ。

大宮公園内にあった梅園では、梅が満開でした。春の訪れを感じた一日。


4月、やっぱり今年もちゃんと桜が咲いたので、お花見へ。

昨年は夜のライトアップも自粛傾向でしたが。今年はまた復活したようで。
肌寒い中のピクニックも、ほろ酔いの夜桜も、どちらも楽しめました。


毎年行きたいなあと思っていた代々木公園のアースデイ。
友人が出店していたこともあり、今年は行ってみました。


予想以上に家族連れが多かった印象。エゴ・ラッピンのライブステージは入場規制してました。


5月、久しぶりのスポーツ観戦。
わたしがちゃんとルールの分かる数少ないスポーツ、バレーボール女子の日本対タイ。
(一応中学時代、バレー部だったもので、、)


去年うっかり足を負傷して諸々大変だったため、「対戦型スポーツは二度としない!」
と強く宣言しているわたしですが。
応援に行って声を出したり、勝敗にハラハラするのは、いいものですね。


相変わらずビールはあまり飲めないわたしですが、日比谷公園のオクトーバーフェストへも。


こちらもまた、すごい人出でした。
日本人はいつからこんなに、野外好きになったの、、?!

日光浴しながら飲んだり食べたり、お天気もよくてよい一日でした。


いっきに5月まで振り返ってみました。

6月はちょっと長くなりそうなので、次のエントリーへ。

Happy New Year, 2012


あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


年越しは、除夜の鐘も聞こえないくらいの人と熱気あふれる増上寺の境内で
カウントダウンをしながら迎えました。
例年は実家で家族と「ゆく年くる年」を見ながらぬくぬくと迎えることが多いのですが、
こうして外で迎える年越しもよいものですね。
さいわい昨夜は吐く息も白くならなかったし、比較的あたたかかったのもよかったです。

23時半過ぎに一度消灯した東京タワーが、0時に向けて徐々に下からキラキラと点滅し始め、
年が明けた瞬間、ぱっと2012の文字が浮かび上がりました。
一斉にそこここで「明けましておめでとうございます」「Happy new year!!」と歓声があがっていました。
六本木至近という立地ゆえか外国人の方も多くいらっしゃり、なんだかインターナショナルでした。

昔のブログでは、一年の最後のエントリーでよく東京タワーの写真を載せていたのですが
今回は、年初に。
なんとなく東京で暮らしたり、仕事をしたりしているわたしにとって、東京タワーってひとつのシンボルなのかも。
東京タワー、好きです。


そんな東京タワーも、昨年の3月11日に先端が曲がったという報道もありましたね。
2011年を象徴する最も大きな出来事には、あの大震災が挙げられると思います。
わたしが生を受けてから、こんなにも広範囲で多くの日本人が不安を共有した年はありませんでした。
だから余計に、1年を無事に終えおだやかな気持ちで新たな年を迎えられたことに感謝しました。


カウントダウンの後は境内の雰囲気を楽しみつつも、東京タワーのふもとへてくてくと夜のお散歩。
途中にあったこぢんまりとした神社でお参りをした際、いただいたご厚意の甘酒がとてもおいしかったです。
そして麻布十番に到着。元旦早々ワインなど飲みながら、わいわいと新年の抱負などを語ってみました。
気持ちを新たに。


けれども、去年と今年は繋がっているのですよね。

今日の昼過ぎに、東京では震度4を観測する地震が早速発生しました。
野外にいるひとは気づかないひともいたようですが、屋内にいたわたしはしっかりと揺れを感じました。
良くも悪くも去年の一連の震災の影響で、揺れに対する耐性がついたせいか
慌てたりはしなかったものの、早速ちょっと気を引き締めねばと思いました。

今年は天災のない1年になって欲しいですが、何事も続いていくわけで。

単に新たな気持ちを持つのではなく、去年の出来事などを糧に
今年は地道に一歩一歩、進んでいきたいと思います。


わたし個人のことで言えば、去年は例年以上に本当に慌ただしく、
主に仕事で、なんだか落ち着かない一年でした。
ただ、感謝しきれないほどのたくさんの出逢いと学び、ひととの関わりがあり、
年末にはちゃんと今年への土台も築けたので、結果的にはよい1年となりました。

わたしと関わってくれたすべての方々に、この場を借りて心から御礼申し上げます。
本当に本当にありがとうございました。
今年は(自分のことは勿論ですが)、家族や周りのひとをもっと大切にして
さまざまな形で還元してきたいと思います。

今年もまた新たな出逢いやチャレンジがあると思いますが、去年明確になった自分の軸からぶれないよう
適性と志向(希望)のバランスを冷静に保っていきたいと思います。



今年は1年ぶり、4冊目となるほぼ日手帳を購入しました。
秋に有楽町にオープンしたばかりのLOFTで一目惚れした、リバティの花柄カバーです。
あかるい色でとってもお気に入り。早速あれこれ書き込んでいます。
366日後、この手帳を見返すのが、今から密かに楽しみです。


このブログを読んで下さっている、画面の前のキトクなアナタ、
2012年もどうぞよろしくお願いいたします。
お互いに、ハッピーな1年にしましょう!

梅と谷川俊太郎