お土産にウクレレとオカリナ


お正月帰省中です。
なんと父が年末にインフルエンザにかかった上に怪我をしたこともあり、例年より遅めに本日から。
もう熱もすっかり下がり、怪我はまあ不便そうですが母のサポートもあり動けているので
ほっとひと安心。


居間でお茶を飲んでいたら、いつもの通り祖母がやって来て
「mayumiちゃんにこのネックレスあげるわ」と。
祖母はとてもおしゃれで昔からネックレスをたくさん持っているのですが、
ここ数年帰省のたびに「わたしはもうしないから」とそのコレクションを譲ってくれようとするのです。
すてきだけどひとつでいいよとお決まりの会話の最中、ふと目に留まったのは
立てかけてあるウクレレ。

現在90歳の祖母は今でもフラダンスを習っているし、ちょっと前まで教えてもいました。
一時期ウクレレも弾いていたのですが、もう弾かないしと
そのウクレレをわたしに譲ってくれることに。

恐れ多くも10代の頃に、コピーバンドでギターをやったこともあったわたし。
(いや本当に、弾いてたとかやってたとか言うのはギターに失礼なレベルなんですがすいません)
久しぶりにいじる弦楽器、た、たのしい。そしてギターよりもだいぶ小ぶりで、弦も痛くない!
なぜだか母が持っていた初心者向けのウクレレ教本と一緒に、
今年は気分転換にウクレレを弾くのもいいかも。

ウクレレをどう持ち帰ろうか考えていた所、なんと今度は祖母がオカリナを出してきました。
大学教員時代の教え子の方が作ってくださった貴重なオカリナのようなのですが、
適当に吹いてみたら最初はてんでダメだったのが段々音階がわかってきて
しまいにはトトロの曲(もどき)も吹けた!これはたのしい!!
なんだろう、息を吐くのってこんなに気持ちよかったっけ?
年甲斐もなくウキウキして吹きまくっていたら、それもあげるわよと祖母。

いつも帰省の際には、母セレクトのたくさんの食糧とお決まりの祖母のジュエリー、
父が家電量販店で見つけてきた小物などを「持って帰りなさい」と袋に詰められるのですが。
今年は図らずもホノカア系とジブリ系楽器を携えて荒川を渡ることとなりました。
幸先よい?待ってろ東京湾。


これまで、(母がピアノ教師だったにも関わらず)ピアノもドラムもギターも
てんでうまくならなかったわたしなのでまあそんなに上手にはならないだろうけれど、
音楽も楽器も好きなので。
今年はもしもクサクサしちゃいそうな時があったら、ポロロンとかピーとかプーとか
部屋で鳴らそうと思います。絶対効果あると思う。だってなんか今日、すごく愉快だったし。

楽器って偉大。



2015.1.1

2015年、明けましておめでとうございます。


昨年は一度もこのブログを更新しませんでした。
2004年に(旧)ブログを始めてから、はじめてのことです。

改めて、わたしには非常によろしくなかったことだと感じております。

わたしはなかなか厄介な性分で、定期的に(と言うよりむしろ呼吸するように)言語化して
アウトプットしていかないと、思考に偏りが出てしまうんですね。
オトナになればきっと治るんだろうと思っていたのですが、どうやら三つ子の魂百まで、だった模様。


と言うことで。2015年の目標は、今更ですが「ブログを書く」ことにしようと思います。


2014年は、FacebookやTwitterに投稿をしたり、手書きの日記なんぞも書いてはいました。
つまりそれなりに発信欲を満たしたりだとか、言語化作業はしてきていました。
けれども、無意識のうちにいいね!を気にした写真投稿や、メモのようにつぶやくこと、
誰の目も気にせず思考を書き殴ることは、ブログに綴ることとはやっぱり違うんですね。

ブログってひとり語りのラジオみたいなもんで、好き勝手なこと言っているようで
最低限の公共性を担保するように意識するものだと思うんです。
そうした意識を持つ中で、物事を俯瞰してみたり、よりよい表現を探ってみたりする作業が
昨年は圧倒的に欠けていたなあと痛感したのです。

まあ、結構な頻度でブログを更新していた10年前だって、よくよく思い出してみると親しい友人に
「mayumiのブログ、センチメンタルジャーニーだよね」とか揶揄されていた訳なんですけども。

自分の思考を整理するために、今日からブログを書いていこうと思います。
そして気まぐれに読んで下さった方がたまに共感してくれたりしたらうれしいですね。


そうそう、今年の手帳は3年ぶり5冊目のほぼ日手帳にしました。
まあ、ほぼ日刊とはいかないでしょうけれども。ゆるりほぼ日な感じで更新できればこれ幸い。


これを読んでくださっているこの画面の前のキトクなあなた、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

梅と谷川俊太郎