大晦日 2012


あと数時間で2012年も終わりですね。

今年も季節ごとにいろいろなことがありましたが、総じて佳い1年となりました。

前半はつまづいたり軌道修正することも多くありましたが、
最後3ヵ月、仕事面で大きな変化があり
久しぶりにわたしなりにがむしゃらに仕事と向き合い、
乗り切れたことで自信を持てたことが大きかったです。


今年の日本の漢字は「金」でした。

わたしの今年の漢字は「帰」です。
原点回帰をして、自分がやるべきこと、やれること、やっていきたいことが
今更ながらに、やっと明確になったなと感じられました。


年越しを増上寺でライトアップされる東京タワーを見上げながら迎えた2012年。
(ちなみに、今年から増上寺のカウントダウンは中止になったそうですね。ちょっと残念。)

先週、毎年恒例の第九をサントリーホールで聴いた後、
数年ぶりに東京タワーに上りました。
3連休初日だったこともあってか、たくさんの観光客で賑わっており
チケット売り場に並びながら、東京タワー好きとしてちょっと安心してしまいました。

今年はスカイツリーがオープンしたので、
今では電波塔ではなくオブジェとなってしまったこちらには
もしかして人はあまりいないのかな?と勝手に心配していたので。

まあ、東京タワーは、わたしに心配される筋合いはないと思うのですが、、
わたし、本当に東京タワー好きなんだなあと思いました。


来年で社会に出て10年、わたしの年末年始、仕事の節目には、東京タワーとの思い出があります。
10年経ても、人ってあまり変わらないのだなと改めて感じた1年でした。


今年もわたしと向き合ってくれたり、一緒に笑い合ってくれたり、
日々の機微を共有してくれた、この画面の前のキトクなあなた!
本当にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。


「スイミー」覚えてますか?

日付変わって昨日は、衆議院選挙・都知事選挙の投開票日でしたね。

帰宅後に選挙特番やらネット配信やらチェックしていたら、すっかり深夜に。
でも、こんな時間ですが、忘れないうちに備忘録として。


わたしは22時近くまで外出をしていたのですが、
夕方近所の小学校で投票を済ませ、20時過ぎから手元のiPhoneで
TwitterやFacebookの投稿を眺めておりました。

20時直後の当確段階で既に自民圧勝が報じられていた訳ですが。
そのあたりの結果はさて置き。

個人的に残念だったのは、投票率です。


本日の1時47分の朝日新聞デジタルでは以下のように報じられています。

投票率は59%前後 戦後最低の可能性も 衆院選

主要12政党が争った今回の衆院選で、小選挙区の投票率は59%前後になる見通しとなった。

各都道府県選管の発表した結果などを朝日新聞社が推計した。
衆院選では戦後最低だった1996年の59.65%を下回る可能性も出てきた。


この記事からだと、どの世代が何割投票したのか分かりませんが。

これまでも、いわゆる若者世代の投票率の低さが問題視されてきましたので、
投票率全体が下がる中で、わたし達世代の投票率だけが上がったとは考えにくく。
おそらく若者世代はあまり投票に行ってないのだと想像すると、
ちょっと、残念です。

各党の政策などが、比較的高齢者層向けだとかなんだとかの批判も、耳にしてきました。

政治家も、基本的には民間企業と同じだと思うのです。
民間企業が株主の声を聞くように、政治家だって支持者の声を聞く。

だったら、わたし達若い世代がもっと有権者として投票に行き、
政治家たちに支持者であるわたし達世代の声を聞かなくては、
わたし達に支持されるような政策を行わなくては、と思わせればよいと思うのです。

確かに今回の選挙はどの政党を支持したらよいのか悩ましい点もてんこ盛りでしたし、
わかりにくい点も多々あったと思います。
けれども、投票に行かなければ、何も変えられない。


そんなことを考えていたら、ふと、小学校の国語の教科書に載っていた
「スイミー」を思い出しました。

誰が黒い目になるか、は今回はさて置き。

たかが1票、されど1票。
ちりも積もれば、大きな力になるのではないでしょうか。

わたしも色々と不勉強な点がたくさんあるし、偉そうなことを言える立場ではないのですが。
だからこそ、若い世代の人たちには、もっと納税者としての自覚を持って、
投票に行って欲しいなあと思いました。


次回の選挙では少しでも投票率が上がりますように。

今日の報道を見ながら色々と感じたこと、忘れないでいたいです。

POLVORON

すてきなお土産をいただきました。



ポルボロン(Polvoron)という、スペイン・アンダルシア地方の祝い菓子です。

(わたしは学生時代にひと夏、アンダルシア地方にホームステイしたことがあったのですが、、、

今回初めて知りました!きっと冬がメインに違いない。。)


粉を固めたクッキーのようなお菓子で、口の中に入れると、ホロホロ崩れて、溶けていきます。


溶けないうちに(口からこぼさないように?)

「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と3回唱えると、幸せが訪れるんだそうで。

それを聞き、帰り道にさっそく口に入れて唱えたわたし。


あ、必死で怪しい人だなんて言わないで!!


こういったハッピーな気分になれることって、いいじゃないですか。信じる者は救われる!!

早速食べたよの報告をわたしから受けた友人からは、


「もっと食べたくなったら、あと10個くらい買ってきてるから。いつでも言って(笑)」

とのあたたかいお返事。


ありがとう~!
でも、大丈夫よ!幸せはみんなで分け合いましょう。
わたし達に幸あれ!!

手作りお味噌

友人におすそ分けいただいたお味噌を夕飯にいただきました。

手作りのものっていいですね。
色々とお料理にも使えそうですが、まずはそのままで
キュウリにつけていただきました。


おいしかったです。ありがとう。


友人は今年の2月にこのお味噌をつけたとのこと。
年明けにはまた新たにお味噌をつけるそうなので、その際にはご一緒してもらおう。

昔は一般家庭でお味噌を作ったりもしていたのでしょうけれども。
わたしには馴染みがないことなので、今からたのしみです。


お味噌と言えば、発酵食品。
わたしが毎日のように食べている発酵食品は、ヨーグルトと納豆です。
(実は、お味噌汁は毎日のようには飲んでいないですね。。ごめんなさい、お味噌。)

ヨーグルトは今年の秋から意識して毎日必ず1回以上摂取しているのですが、
続けるようになって以来、かなりお通じがよくなりました。
ヨーグルトの乳酸菌には整腸作用があるので、まあ当たり前と言ったら当たり前なんですが、、


ヨーグルトは乳酸菌以外に、たんぱく質を多く含みます。
わたしも学生時代に1ヶ月滞在したインドでは、夏場は特に酷暑の日々が続くため、
体力を消耗しがちです。
けれども、宗教上の理由から肉や魚を食べられない人も多く、たんぱく質が不足しがちになります。
そんな背景からも、インドでは日本の味噌のように(自宅で発酵させたりして)
日々ヨーグルトが食べられているのだそう。
確かに、ヨーグルトドリンクのラッシー以外でも、カレーにヨーグルト入れたりしますものね。


これまで、寒い冬場にヨーグルトを食べるのはなんとなく苦手だったのですが、、、
腸内環境がよくなると免疫力がアップし、風邪をひきにくくなるそうですし。
せっかく毎日の習慣になったヨーグルト、続けていこうと思います。

投票マッチング

いよいよ今週末は衆議院選挙&都知事選ですね。
個人的には、いろいろと悩ましい感じです。


そんな折、こんなサイトを見つけました。

投票マッチング 日本政治.com

「投票マッチングでは、20の政策に関する質問に答えるだけで、科学的手法に基づき、
あなたの考えに最も近い政党を判定します。
結果の解説と見比べながら、あなたの支持政党選びの参考にしてください。」だそう。


アルゴリズムって、すごいですね。


これだけでは決められないので、あくまで参考ではありますが。
とても簡単でわかりやすいシステムだな~これまではあまり見なかったな~と、
単純に興味深いなと思いました。


ちなみにわたしがやってみた所、わたしの思考は某政党だと出まして、、、
正直(わたしが思う政党のイメージなどが)ちょっと微妙ではありますが。

そんな新たな気付きを得られるのも、このサイトのいい特性かもしれません。


有権者のみなさま、ご参考までにどうぞ。

Japanese culture

先日アメリカ人の友人を含めて食事をした時のこと。

隣で宴席をしていたグループの方たちが立ち上がり、「ヨーーッ!」と叫んで手を叩きました。
そう、一本締めです。
ポンっとみんなで一斉に手を叩いた後には、パラパラと拍手。

それを見ていたアメリカから旅行で訪れていた友人は、とても驚いた様子。
なので、「あれは一本締めと言う日本の文化でね~」と説明してみました。
「ついでに。三本締めっていうのもあって」と日本人の友人とパパパンパパパンと
手を叩いて三本締めを再現してみた所、ずいぶんとおもしろがってくれました。

そうしたら
「あ!昨日浅草に行った時にも、みんな手を叩いていたけど。あれと同じなのね?」
と聞かれましたが、、、果たしてそうなのでしょうか?
日本(少なくともアメリカにはない)文化であることは間違いないですが。


気になったのでGoogle先生に聞いてみた所、Wikipediaの「手締め」の項には以下のような説明が。

手締め(てじめ)とは日本の風習の一つで、物事が無事に終わったことを祝って、
その関係者が掛け声とともにリズムを合わせて打つ手拍子。
手打ちともいう。祭り冠婚葬祭などの式典、商談や株主総会などの終わりに行われる。

なるほど。どうやら、アメリカ人の彼女の発想はあながち間違っていなかったようです。


彼女と話していて、普段何気なく行っているけれど、実は日本特有の文化ってなんだろう?
と考えてみました。

この時期に意識する日本特有の文化に、年賀状がありますよね。

それに対して、西洋人は年末、クリスマスカードを送る文化があります。
わたしがアメリカで暮らした中学高校時代、友人からクリスマスカードが郵送されてきていました。
たいがい「今年一年ありがとう。よい休暇を!」というようなコメントが書かれていたので
年賀状とは時期がちょっと異なるけれど、おそらく主旨は同じなのかなと。

つまり、年賀状自体はそんなに特異な文化ではないと思うのです。

けれども、喪中葉書というのは、あちらでは聞いたことがありません。
これは、日本特有の文化ではないでしょうか。(※もし違っていたら、教えてください。)


ちょうど彼女と会う前日、わたしは一通の喪中葉書を受け取りました。
お母様が亡くなったことを記した、中学時代の同級生からの便りでした。

ここ1年ほどその同級生とは会っていなかったのですが、
彼女の近況や幸せそうな姿の写真をFacebookでは見ていたので、正直とても驚きました。
中学時代、彼女の家に泊まりに行った際にはお母様にお世話になったし、
一昨年の彼女の結婚式では元気なお姿を拝見していたので、余計に。

このような形で友人の大切な人の悲しい報告を知るのもまた、日本の文化だったんだなあ
なんてことを思いました。

わたしは思わず母に会いたくなり、この週末は両親と食事をしました。


ちょっぴり暗い話題になってしまいましたけれども。
ともすればせわしなく過ぎていく年の瀬ですが、
この1年お世話になった人への感謝などを忘れずに健やかに過ごしていきたいですね。

冬の休日の丸の内

先日、ペニンシュラホテルのアフタヌーンティーに行ってきました。
スタートの14時半前から長蛇の列でしたが、早めに行ったので比較的スムーズに案内していただけ
ゆったりとティータイムを楽しめました。



ホテルのアフタヌーンティーの人気ぶりにちょっと驚きましたが、
一度席についてしまえばゆっくりできるので、おすすめです。


クリスマスに向けて街のいたる所でライトアップが行われていて、
温かみのあるライトアップで色づいた街を歩くのはウキウキします。

なんだかんだ、わたしはシンプルなライトアップが一番好きなので
この時期は丸の内仲通りを歩きたくなります。


丸の内ブリックスクエアのツリー。



毎年おなじみ、丸ビルのツリー。


9月にリニューアルした東京駅の駅舎、ミーハー心で写真に収めてきました。



年末に向けて忙しくなりそうですが、適度にリフレッシュしながら乗り切りたいですね。

新しいPCを買いました。


本日、7年ぶりに新しいPCを購入しました。
7年の間に、ずいぶんとPCも進化したのですねえ。
3代目となるVAIO、OSは10月に発売されたばかりのWindows8でまだ操作に慣れません。

そんな訳で、今後はこのニューマシンを使って
もっとブログの更新をしていけたらいいなあと考えております。


前回の更新から早4ヵ月。
夏の終わりから短い秋を経て、あっという間に冬になってしまいました。

こちらは先週千駄ヶ谷で撮った写真。色づいた木々がきれいでした。
紅葉はもう終わりでしょうか。




先日受けたマーケティングのクラスで印象的だったのは、『ホースで水を放水するのと一緒』というフレーズ。
間口を狭めた方が、遠くまで強く飛ぶ。間口狭めないと、だらだらその場に落ちるだけ。

確かに。

たまった水がよどんでしまったら、一度捨てて、新しく水をためる必要もある。
溢れない程度にたまったらちゃんと目指すべき方向にホース持って。
間口狭めた状態で放水できたら、ちゃんと届くし、虹なんかも見えるかもしれない。
そんなことを考えました。

梅と谷川俊太郎