Happy New Year, 2012


あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


年越しは、除夜の鐘も聞こえないくらいの人と熱気あふれる増上寺の境内で
カウントダウンをしながら迎えました。
例年は実家で家族と「ゆく年くる年」を見ながらぬくぬくと迎えることが多いのですが、
こうして外で迎える年越しもよいものですね。
さいわい昨夜は吐く息も白くならなかったし、比較的あたたかかったのもよかったです。

23時半過ぎに一度消灯した東京タワーが、0時に向けて徐々に下からキラキラと点滅し始め、
年が明けた瞬間、ぱっと2012の文字が浮かび上がりました。
一斉にそこここで「明けましておめでとうございます」「Happy new year!!」と歓声があがっていました。
六本木至近という立地ゆえか外国人の方も多くいらっしゃり、なんだかインターナショナルでした。

昔のブログでは、一年の最後のエントリーでよく東京タワーの写真を載せていたのですが
今回は、年初に。
なんとなく東京で暮らしたり、仕事をしたりしているわたしにとって、東京タワーってひとつのシンボルなのかも。
東京タワー、好きです。


そんな東京タワーも、昨年の3月11日に先端が曲がったという報道もありましたね。
2011年を象徴する最も大きな出来事には、あの大震災が挙げられると思います。
わたしが生を受けてから、こんなにも広範囲で多くの日本人が不安を共有した年はありませんでした。
だから余計に、1年を無事に終えおだやかな気持ちで新たな年を迎えられたことに感謝しました。


カウントダウンの後は境内の雰囲気を楽しみつつも、東京タワーのふもとへてくてくと夜のお散歩。
途中にあったこぢんまりとした神社でお参りをした際、いただいたご厚意の甘酒がとてもおいしかったです。
そして麻布十番に到着。元旦早々ワインなど飲みながら、わいわいと新年の抱負などを語ってみました。
気持ちを新たに。


けれども、去年と今年は繋がっているのですよね。

今日の昼過ぎに、東京では震度4を観測する地震が早速発生しました。
野外にいるひとは気づかないひともいたようですが、屋内にいたわたしはしっかりと揺れを感じました。
良くも悪くも去年の一連の震災の影響で、揺れに対する耐性がついたせいか
慌てたりはしなかったものの、早速ちょっと気を引き締めねばと思いました。

今年は天災のない1年になって欲しいですが、何事も続いていくわけで。

単に新たな気持ちを持つのではなく、去年の出来事などを糧に
今年は地道に一歩一歩、進んでいきたいと思います。


わたし個人のことで言えば、去年は例年以上に本当に慌ただしく、
主に仕事で、なんだか落ち着かない一年でした。
ただ、感謝しきれないほどのたくさんの出逢いと学び、ひととの関わりがあり、
年末にはちゃんと今年への土台も築けたので、結果的にはよい1年となりました。

わたしと関わってくれたすべての方々に、この場を借りて心から御礼申し上げます。
本当に本当にありがとうございました。
今年は(自分のことは勿論ですが)、家族や周りのひとをもっと大切にして
さまざまな形で還元してきたいと思います。

今年もまた新たな出逢いやチャレンジがあると思いますが、去年明確になった自分の軸からぶれないよう
適性と志向(希望)のバランスを冷静に保っていきたいと思います。



今年は1年ぶり、4冊目となるほぼ日手帳を購入しました。
秋に有楽町にオープンしたばかりのLOFTで一目惚れした、リバティの花柄カバーです。
あかるい色でとってもお気に入り。早速あれこれ書き込んでいます。
366日後、この手帳を見返すのが、今から密かに楽しみです。


このブログを読んで下さっている、画面の前のキトクなアナタ、
2012年もどうぞよろしくお願いいたします。
お互いに、ハッピーな1年にしましょう!

梅と谷川俊太郎